災難な宇宙人
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 海賊幽霊の秘宝
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 逆襲のハナハナ団
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      - 問題編 @ A B C 
      - 解決編 @ 

逆襲のハナハナ団



第3章	状況説明 兼 尋問その1 ユーレー怪人  


タコ「状況を整理するタコ 
   ハナハナ団のアジトの一室で 
   我らがボス ハナハナ様が殺されたタコ 
   でも、アジトに入れるのはハナハナ団の怪人だけなのタコ 
   つまり、犯人は怪人たちの中にいる!ってことタコ 
   ……とりあえず、 
   吾輩 完全にバイト先誤ったタコなあ……」 

幽霊「んばあー」 

タコ「…何じゃいな 死人」 

幽霊「お前さん、この短時間でスレたのう… 
   まあさておき、事情聴取っちゅうのするんじゃろ? 
   大役じゃぞう がんばれよ新人」 

タコ「ううー、何で吾輩がやらされるタコ」 

幽霊「一番怪しくないの、新人のお前さんじゃからのう。 
   ほれ、まずは第一発見者のわしから尋問じゃよ。 
   じいちゃん何でも答えちゃるぞー」 

タコ「ぬー 釈然としないタコー 
   とりあえず、ハナハナ様を見つけたときのこと 
   詳しく教えるタコ」 


★ 幽霊、独白ポジションへ 


幽霊「うぉほん 
   あれは太陽の照りつける暑い日じゃった…」 

タコ「手短に頼むタコ」 

幽霊「つまらんのうー 
   ほれ、わしらハナハナ様探しに行ったじゃろ 
   確か【18:00】くらいじゃったかの? 
   ロボ子ちゃんが 隠し部屋にいるかもって言うから 
   そこの壁をシュルっとすり抜けて見に行ったんじゃ」 

タコ「そっか、そういやあんたユーレーだから 
   そういう便利なこと出来るんタコなあ」 

幽霊「したらハナハナ様の死体を見つけてのー 
   中からもカギがないと開かんし どないしょと思って 
   とりあえず冷静に皆を呼びに戻ったんじゃよ」 

タコ「あんた盛大に慌ててたタコ」 

幽霊「エフンエフン 
   んで、後はお前さんも知ってのとおり 
   ロボ子ちゃんが波動砲で壁をドカンとやって 
   皆で隠し部屋に入り込んだわけじゃ」 

タコ「あのちびっ子 まじ怖いタコ」 

幽霊「緊急事態だし、しゃーないじゃろうよ 
   結局カギはハナハナ様が握っとったから 
   普通の手段じゃ入れなかったわけじゃし」 

タコ「そう! そこが目下の大問題なのタコ 
   あの隠し部屋に入るための唯一のカギは 
   ハナハナ様がすげー力で握りしめてたタコ。 
   つまり、あの部屋は完全な密室だったタコ!」 

幽霊「あ でも わし入れたけど」 

タコ「うん、だから吾輩の中ではアンタが犯人タコ」 


 ★ たこ、くわっと警戒ポーズ


幽霊「ちょ、ちょい待っとくれな海坊主 
   わしあの部屋の存在自体知らなかったんだってばー」 

タコ「えーい やかましいタコ、だれが海坊主か 
   自己申告に証拠能力はないタコ 観念するタコ!」 

幽霊「そ、そんなー 
   ってか、密室も何も 一回入ったことある奴なら 
   メモリーポート使えば普通に入れるんちゃうか?」 

タコ「…メモ?ポート? 何タコそれ」 

幽霊「場所を登録しとくと飛べるってあれじゃよう 
   ほれ、マイショップとかで買えるんじゃろ?」 

タコ「へー、そんな便利なもんがあるんタコ…… 
   吾輩超盛り上がってたのに、密室じゃないタコ……? 
   ションボリ」 

幽霊「わし悪いこと言っちゃったかのう……? 
   ほれ、いいもんあげるから 元気出しとくれな」 

タコ「ん?何これ 魚のウロコタコ?」 

幽霊「これはエンキクラドゥスのウロコじゃよ 
   ハナハナ様がな、カギと一緒に これを握っとったのよ」 

タコ「エン……?」 

幽霊「ほれ、3つ頭の龍で 何かシケったこと言うNPCじゃよ 
   蜃気楼の島にしかおらんから 若葉のお主は知らんかのう」 

タコ「へえー、そいつのウロコねえ…… 
   海の生き物系怪人な吾輩が見た感じ、 
   このウロコ、はがれてすぐっぽいタコな 
   何でこんなもん大事に握ってたタコ?」 

幽霊「さー? でも何か犯人の手がかりっぽいじゃろ 
   わしの話せるのはこんなもんかなー 
   何か聞きたいことが出たら、また呼んどくれ」 

タコ「ほいほい」 









第4章	尋問その2 セクシー怪人 
 


タコ「ほんじゃ次! 入ってくるタコー」 


  ★ セクシー、登場。
 

せく「ハアイ」 
  
  ★ ハート飛ばす


タコ「は、ハアイ」
 
せく「ふふ、お手柔らかにね♪」 

タコ「何か吾輩、この人苦手タコ… 
   ええと、その、隠し部屋のこと聞きたいタコ 
   あの部屋、ハナハナ様以外は入れないんタコ?」 

せく「そうねー、あそこのカギ、一個しかないし 
   生体認証システムも併用してるらしいから 
   ハナハナ様と一緒じゃないとだれも入れないわねー」 

タコ「ふむ、想像以上に難攻不落な感じタコなあ… 
   でも、一回入っちゃえば関係ないんタコよな? 
   あんた、入ったことあるんタコ?」 

せく「うん、半年くらい前のアジトの大掃除で 一回だけ。 
   そのときはロボ子ちゃんも一緒に入ったわねえ 
   あとの人は あたし知らない」 

タコ「うーん そんじゃ犯人は限定できんタコかなあ 
   前入ったときと比べて、部屋に変なとこなかったタコ?」 

せく「んー って言われても、だいぶ前のことだし… 
   壁がすごいコゲ方してたくらいかしら?」 

タコ「あー確かに、えらいジュワジュワしてたタコ 
   あれ、チビッ子が壁に穴開けたせいちゃうタコ?」 

せく「ううん、あれはハナハナ様の雷よ 
   前にアジトにゴキブリ出たときあんな感じになったから 
   きっとハナハナ様、犯人と戦ったんじゃないかしら」 

タコ「ふーむ 
   何かの手がかりになるかもだけど、 
   それだけじゃ犯人は分からんタコなあ 
   ハナハナ様の死んだ時間とかもさっぱりだし」 

せく「あ、それなら分かるかも」 


 ★ セクシー、ぎゅっとタコに近づき、密着して座る


タコ「ほんにゃ!!?」 

せく「見て見てー これケータイで撮った動画」 

タコ「とと、年頃の娘さんが密着してきちゃだめタコ 
   …うおっ こんな小さい画面で何か動いてるタコ」 

せく「ジュバンニが泣く姿、録画してたのよね〜 
   ほら、これ あたしに負けて泣いてるジュバ様」 

タコ「あんた、鬼タコ……?」 

せく「んー、これ【17:00】だから、もっと前の動画かなー 
   あ、これこれ。ハナハナ様からギルドメモが飛んできたの」 

タコ「ほー 『今日新人が入るから 怪人全員必ず集合!』とな。 
   なるほどー、このメモが来たのが【15:00】タコか 
   このときは ハナハナ様普通に生きてたタコ?」 

せく「そうそう、そーゆーことね 
   まあ、メモだから本当にハナハナ様かは分からないけど」 

タコ「ふーむ ややこしいタコなあ 
   …ん?この波止場の後ろ姿 だれタコ?」 

せく「あら、これニンジャ怪人君よ」 

タコ「へー、さっきと違う服だから分からんかったタコ 
   近づいてってるけど 声でもかけるタコ? 
   うお!!? 
   あんた何楽しそうに海に突き落としてるタコ」 

せく「ふふっ だって面白いかと思って 
   ほら、ニンジャ君が一生懸命もがく姿もバッチリ動画に」 

タコ「あんた マジ鬼タコ…」 

せく「えー、この後 ちゃんと救出してあげたもん 
   手を差し伸べたらすっごいおびえてたけど」 

タコ「……うん、まあ 深くは追求しないタコ 
   あっ そうだ忘れてた 
   あんた、最近蜃気楼の島 行ったタコ?」 

せく「んー? 最近っていうか行ったことないけど。 
   どうして?」 

タコ「えーと うーんと それは捜査上の秘密タコ! 
   ほかの怪人で 行った奴の心当たりはないタコ?」 

せく「ちょっと分かんないかなあー 
   ハナハナ様なら、たしかこの前 
   血石で一もうけしようってブルドーザー持ち込んで 
   あのあたりの海底 荒らしまくったらしくて 
   島近辺で出禁くらってるはずだけど」 

タコ「そらまた しょーもない悪さしとるタコな…… 
   んー 吾輩がいま聞きたいのは これっくらいかなあ 
   次の尋問いくから、噂のニンジャ怪人呼んでタコ」 

せく「はーい」